銀座・古美術 祥雲からの展示会情報やお知らせです

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日本の鏡−華蔵Vol1より

和鏡展にむけて−日本の鏡

日本に鏡が伝わってきたのは、弥生時代と言われています。最初は中国大陸から輸入され、その後に処マ製鏡という写しが出来、平安時代には日本独自の和鏡と呼ばれる鏡が造られました。そして室町時代には柄鏡が現れ、江戸時代では柄鏡が主流となり、形もより大きくなっていきました。初めて鏡を覗いた日本人は鏡の反射する光、自分自身の顔、写ったいろいろな物を見て、驚き、不思議に思ったに違いありません。そして鏡には人の心を写すもの、神様が降りてこられる所などと現在の鏡とは違う意味を持っていました。人々は鏡に神聖さや畏怖を感じていました。
銅鏡は、磨かなくては曇ってしまいます。人の心と鏡とを重ね合わせて考えていたのです。また鏡の裏側には様々な模様が描かれています。幾何学文や文学からの題材などデザインの宝庫とも言えると思います。
展示では江戸時代の柄鏡を中心に、古墳時代から江戸時代迄の銅鏡を展示いたします。鏡の美しさや意匠を楽しんで頂ければ幸いです。

(関 隆)

*冊子”華蔵”については祥雲のHPをご覧下さい。www.shouun.co.jp